なかなかゆっくり更新する時間がないながらも、旅の記憶が薄れる前に更新を。
さて、前回は浜名湖SAになんとか辿りついたというお話を書きました。
ここについた時には、すでに日も暮れ、晩飯時。
疲れ果てていたので空腹を満たすために、屋内へ。豚バラ丼、かき揚げ丼をたいらげ、水をがぶ飲み。普通、車内に荷物を置いてくるから、SA内には皆さんほぼ手ぶらで来るけど、俺は10kgのバックパック、しかもメチャクチャ水飲んでたので当然不審者を見るような視線がグサグサと。
お構いなしに活動再開。けど、疲労困憊、夜中で怪しまれるという状況からSAで野宿決定。
最近はトラックでも会社に規制されることとか増えてるらしくて、意外と乗せてくれないことも多々。
歯を磨き、顔を洗い、タオルを濡らし体をふきました。泣
良い寝床を探す。最初は一段ずつが低い階段(もちろん全然人が通らないとこ)で横になってみる。ブランケットをかけ、バックパックを枕に。この枕、もっこりしすぎて就寝できず。
しかもSAを出ていく車のライトをもろに受けるので場所替え。
次に寝たのはベンチ。
眠りに落ちるまでしばらく時間がかかったので、星を眺めるという風流なことをしてみる。
しかし翌日は雨なのか月以外何も見えず。
そこへ高速パトロールの黄色い車登場。
ベンチの真横に停車される。もちろん眠ったふり。
しかし降車までして「どうしたの?」と言われる。もちろんヒッチハイクなんて言えない。
「わけあって友達があと1時間くらいでくる約束なので、少し寝かせてください」
とお願いすると「風邪ひくなよ~」と行ってしまった。セーフ!
朝、早く起きて頑張ろうと決めた。
翌朝、どしゃぶりの雨が降り出し、寝起きの悪い私、そっこー起床しました。
慌てて屋根の下に。これが悪夢の始まりでした。
なんと睡眠時間10時間。もう人々は動き出している時間帯。
そして、最悪なことに23日は秋分の日で祝日。ほとんど家族連れ。
さすがに声はかけられず、委縮。
家族の団らんや、カップルの旅行の邪魔はできまへん。
独り身風な人とか、トラックの運ちゃんにお願いするも失敗の連続。
一番大きな敗因は、関西に行く人が全然いないということ。
名古屋近辺で降りてしまうそうだ。
あげくの果てには、兵庫から来たという胡散臭いおばはんに名刺を渡され、
「おにいちゃん、どっから来たん?」と積極的に話しかけられる。
「困ったら電話し。おばちゃん、健康食品の会社勤めてんねん。」
今僕は交通手段に困ってまして。
もうクールポコ状態。一般道に降りたい。けど高速は鉄道から遠かった。
降りてもどうしようもない。誰か警察の人呼んで~!って気分でした。
何度も断られる私を見つめる作業着の二人組が喫煙所にいることを発見。
タバコ吸いに行きたかったし、どうせ笑い者になってるんだろうと思い、
ダメ元で声かけようとしたら、向こうから
「どこまで行きたいの?こっちから声かけようかと思ってたんだよね」
YES!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ジーザスは僕を見ていてくれました。
「お願いしてもいいんですか?大阪か京都とか、西方面ならどこでもいいです!!」
「あぁ、こいつ京都まで行くよ」と後輩を指差す。もしかしたら年下ぐらいの爽やかあんちゃんが、いいっすよ~と返事。
「名古屋なら俺ね。」と渋めのあんちゃん。
静岡の産廃処理場で一仕事終え、京都に何か運ぶそうな。渋めのあんちゃんは名古屋に帰社するそうで、喫煙所でお別れ。
そして西への前進が始まった。
年齢を聞かれ、そのあんちゃんは24ということが判明。
運「え、年上かと思った!」
初めて実年齢より上に見られた。きっとヒゲのせいね。
浜名湖まで乗せてくれた寡黙なベンツおじさんとは違い、メチャクチャ質問攻め。
出身、趣味、大学院で何してんのか、などなど。
その方は岐阜出身の名古屋育ちだそうで、
ヒッチハイクをしていた僕に関しては「でらワイルドやん!」て言葉が印象的だった。
一通り話すと、「タバコばしばし吸っちゃって!」しかし残り一本。
「あ、俺の吸っていいよ?メンソールでしょ!」気さくすぎる!値上がり目前なのに。
そして彼の質問は女遊びの方へ。
「キャバクラとか行くの?風俗とかは行かなそうだよね?」
「え、まぁお金もないんで…キャバクラってどういうシステムなんですか?」と一応聞いておいた。すると真っ白なキャンバスに絵を描き始めるかのごとく、キャバクラ、おっパブ、にはじまり、風俗のシステムや現状を教えてくれた。
ちなみに彼曰く、豊橋はおっパブ発祥の地だとか。
そんなこんなで京都東ICまで送ってもらった。
雨降ってて、「タイヤ古いから滑るかも」とか脅されながらも楽しい時間は終わりを迎えた。
デラ爽やかな風俗好きの24歳イケメントラック運転手に感謝。
つづく
写真は夜の京都タワー